「等身大の」 この手で世界を掴むことを夢見る歳ではないけれど この手で出来ることには確信を持っているんだ 白い余地が減っていくキャンバスには私だけの色で私の歴史が描かれているはず 振り返ると途切れ途切れ回り道ばかりの道程だけど 傷つけ傷つきなが…
「読後感」 手触りが残っているうちに何か書き残したいと思うけれど 大きく吸い込んだタバコの煙のように胸に残る 何かを抱えたまま眠りたくて 目覚めると衝動は失われている 血肉となっていて欲しいと願いながらシャツに袖を通す
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