2017-02-23 等身大の 詩-3x 「等身大の」 この手で世界を掴むことを夢見る歳ではないけれど この手で出来ることには確信を持っているんだ 白い余地が減っていくキャンバスには私だけの色で私の歴史が描かれているはず 振り返ると途切れ途切れ回り道ばかりの道程だけど 傷つけ傷つきながら抱き締めた痛みの残る想いばかりたけど それでも それでも 心閉ざさず 両手でそっとすくい上げる心開いて両腕で強く抱きとめる ためらうことなく いま ここにある思いをいま ここで言葉にしていま ここにいるあなたへいま ここで立つ私へ